中国語の学習分野-話す能力を伸ばす過程

中国語「会話」教室というように中国語ができるかどうかは、どれだけ話せるかが関係していると言っても過言ではありません。では0レベルからどのように会話を自由に使いこなせるようになれるか過程を考えましょう。

まずは日本人の特性を知っておこう

最近は随分変わってきているのかもしれませんが、他の国の人々と比べて日本人は元々進んで発言する国民性ではなさそうです。物事を考えていないわけではありませんが、発言するかどうかについては慎重な国民性です。

どんどん自分の意見をいう人(正当かどうかに関わらず)は日本では煙たがられる傾向があります。日本ではそういう人を”調和を乱す人”とみなされることが多く、「出る杭は打たれる」かのごとく叩かれることが少なくありません。

しかしながら、中国語学習において発言するかどうかは話す能力の向上が関係しているので見過ごせない要素と言えます。管理人が留学していた時にスピーキングの授業が毎週ありましたが、日本人の生徒はほとんど自分から発言することはありませんでした。

それとは対照的に欧米人は積極的に(時にはうるさく感じるくらい)発言を進んでします。彼らは漢字を読むことは苦手ではあるものの、コミュニケーション能力は日本人よりも格段上であるのは本来の国民性が関係しているのでしょう。

先ずこの点を知っておいた上で学習しておくのは大切な事です。

それでは学習の過程を考えましょう

聞く能力を伸ばす過程でも書きましたが、先ずは正確な発音を覚えることから始まります。コレ無くしては幾ら言葉を発したとしても相手に伝わることは無いからです。

正確な発音を覚える方法はいくつかあります。一番効果的なのは、中国語教室に通うことです。費用は独学よりも掛かりますが、発音に特化した授業を受けられるとよいでしょう。期間は週一回通って1~2ヶ月程度の期間で十分です。

最初の時点での目標は完璧に発音を覚えることではなく、基礎をしっかり据えることです。なぜなら中国語の発音はそんなに簡単にマスターできるものではないので(他の外国語も同様でしょうが・・)学習レベルの区切りごとに学び直すのがベストの選択肢です。

初級/中級/上級・・と自分で区切りをつけて発音に特化して学ぶならば、自分のレベルに合わせブラッシュアップでき、効果が上がります。

別の選択肢は中国語テキストの内容を活用することです。発音をしっかり覚えたければテキストを購入する時にできるだけ発音もしっかり教えている内容の本を買う必要があります。

発音を覚えるのは頭と体の両方が関係してきます。頭で理解して発音の方法を学んだならば繰り返し練習して身体に叩き込みます。元々日本語と異なる発音が随分ありますので、練習量はとにかく大切です。

発音の訓練は完璧になることや人に感銘を与えることではなく、中国人に正確に伝わるようになることが目標なので、他の人と比べずマイペースでやり続けましょう。

テキストを学ぶ段階でスピーキングの練習になるのは、「多く読む」習慣を身につけることです。この時点ではまだ相手はいませんが、できるだけ目から入る情報を言葉として発することで、スピーキングの土台を作ってゆきます。

学習も進んでゆくと段々話す相手が欲しくなってくるものです。一番確実なのは中国に渡ることですが、できる人は極僅かでしょう。日本国内でも中国人の友人を作るなどしてスピーキングの練習をすることができます。

ただ、自分から中国人と友人になるのはちょっと・・と感じている方は、中国語会話教室に通って話す機会を見つけてください。費用や通学が問題になるのであれば、スカイプを使った会話レッスンがお得です。定期的に話し相手を見出すことができます。

eラーニングでもスピーキングの訓練は可能です。ロゼッタストーンはアメリカの政府機関も外国語を習得するために用いているお墨付きのソフトです。パソコンがあれば自由な時間と場所で練習ができるので選択肢の1つとして挙げられます。

どんな練習方法でも共通して言えるのは、日本語に訳さないで考えることです。できれば中国語で中国語を考える「中国語脳」を作り出せるようにしたいものです。

これにはリスニングを鍛えることや簡単な例文を自分でも作れるようになるという訓練が必要ですが、「中国語脳」が出来上がってくるとスピーキングは断然楽になってきます。この当たりまで達することができれば、一般の学習者は満足ゆくレベルに達したと感じれることでしょう。

その後はスピーキング力が落ちないように継続的に練習をしてゆきましょう。管理人も中国から日本に戻ってきて一番能力の低下が大きかったのがスピーキング能力だと感じています。中国語は聞き取れても答える「反射神経」が落ちているのを実感しました。

対処法はとにかく使うことです、スピーキング能力を鍛える方法を幾つか挙げましたがそれらを継続して行うことが必要です。ただし個人的に感じるのは練習しさえすれば容易にこの能力は戻ってくるのでさほど心配が無いことです。

中国語を使ってコミュニケーションができる人をうらやましく感じるかもしれませんが、あなたも同じようになることができます。最も重要なのは能力よりも継続して努力することと練習量であることを覚えておきましょう。

このページの先頭へ